「生き方、価値観の変革」によって社会は変わる
自らの変革が社会を変える
今の日本は少子高齢化、青少年の犯罪など多くの社会的問題を抱えています。
そして、その多くの問題を解決しようと、様々な改革が進められてはいますが、
未だ改革が進まないといった状況に陥っているように思われます。
では、今なぜ、我が国の改革が進まないのでしょうか。それは、決して、政治や行政、経済や市場の改革が
壁にぶつかっているからだけではありません。なぜなら、もう一つの改革。
すなわち我々ひとりひとりの変革が忘れられているからではないでしょうか。
真の改革を進めていくためには、仕組みの改革だけではなく、
我々ひとりひとりの生き方や価値観の変革が必要なのです。
我々青年会議所は、変革の能動者として明るい豊かな社会の実現を目指して活動しています。
仕組みの改革だけ考え、謳うのではなく、生き方、価値観にうったえていかなくてはなりません。
それには、まず自分自身をよりよく変革し、自らの変化により周りに良い影響を与えていくことが必要なのです。
「向上心」を持って挑戦しよう
では、自分自身の変革を進めていく為に必要なものは何なのでしょうか。
私は自分自身の変革に最も大切なものは「向上心」だと考えます。
「向上心」とは現状が嫌だからという理由の、否定から生まれる向上心ではなく、
たとえ現状に満足していても、どこまでできるか、挑戦してみるといった「進化に繋がる向上心」です。
よりよい生き方を送ろうという気持ち、よりよい社会をつくろうという気持ちから生まれてくる「向上心」が、
自らの行動を変革させる原動力となるのです。
「チャレンジして失敗を恐れるよりも 何もしないことを恐れろ」
これは、静岡県を代表する企業、ホンダ技研工業の創業者、本田宗一郎さんの言葉です。
常に「向上心」を持ち、挑戦し続けること、それこそが、自分自身の変革に繋がる道であり、
明るい豊かな社会の創造に近づく道なのです。
「機会を逃すな!人生はすべて機会である」
青年会議所は、あなたに様々な機会を与えてくれるはずです。
この機会を掴み、人生に活かしていくかどうかは、あなたの決断次第です。
一度しかない人生、悔いなく生きたいと思いませんか?
一度しかない人生、豊かに過ごしたいと思いませんか?
青年会議所が与えてくれる機会には期限があります。
それゆえに、今この機会を逃すと、同じ機会は二度と訪れないかもしれません。
今、訪れる機会を逃さず、チャレンジしてみよう
その経験があなたの人生をより豊かなものとしてくれるはずです。
呼び起こせ日本人の価値観
企業の発展なくして地域の発展なし、家族の幸せなくして地域の幸せなし
我々は、青年会議所のメンバーであると同時に、地域経済を支える経済人でもあり、
家族を支える親であり、大人でもあります。企業という支え、家族という支えがあるからこそ、
活発な青年会議所活動ができているとも言えます。我々が地域の発展を望んだとき、
地域経済を支える企業の発展が無ければ、地域の発展はありえないのではないでしょうか。
また、地域の幸せを望んだとき、家族の幸せがなければ、地域の幸せはありえないのではないでしょうか。
現在の社会的な問題を見ると、人々の価値観がお金を基準に図られすぎているように感じます。
利益を上げるために企業モラルは無視される、お金がかかるから子どもは少なくていい、
など、拝金主義からおこってきている社会的な問題です。
果たして、お金がたくさんあることが本当に幸せの基準なのでしょうか。
決
してそうではないはずです。なぜなら、物質的に豊かでなかった時代においても、
人々は幸せに活き活きと生活していたはずだからです。むしろその頃の方が、
幸せに暮らしていたと言えるかもしれません。今の世の中、何かが忘れさられてしまっているように感じます。
「親学」・・・呼び起こそう日本人の伝統的価値観、精神
現代の家庭事情を見てみると、核家族化が進む中、人と人との繋がり、
家族の絆が失われつつあるように感じます。かつての日本は、人と人との繋がりは深く、
まして家族の絆は、現代よりもはるかに強固だったと感じます。そして、家族という繋がりの中で、
自然と様々なことが学ばれていたと思います。
それは、日本の伝統的価値観や、精神文化といった、日本人としての最も大切にされてきたものが、
親から子へ、子から孫へと引き継がれてきたはずです。
我々も子ども時代、親や大人達から様々なものを学んできたはずです。
それは、礼節を重んじる、自然や人々と親和性を保つ、四季の変化を味わう豊かな感性などといった、
日本人が大切にしてきた、伝統的価値観や精神です。
しかし、時代や環境の変化により、その伝統的価値観や精神が忘れさられ、お互いを理解し、
尊重し合うといった、「おもいやりの心」までもが、忘れ去られてきてしまっているように思います。
我々は、親として、大人として、日本人が大切にしてきた伝統的価値観や精神を呼び起こし、
お互いを理解し、尊重し合うといった「おもいやりの心」を学び、
次代を担う子ども達に伝えていく必要性があると思います。
「社会起業家精神」・・・呼び起こそう日本企業の気概
企業においてはどうでしょうか。現代の企業は利益をあげることのみに囚われ、
企業のもう一つの目的である社会への貢献意識が薄れてきているように感じます。
たしかに現代の企業は激しい競争の波にさらされ、企業として生き残っていくことに必死な状況です。
しかし、最近の社会的問題を見ても判るとおり、利益の為なら手段は問わないといった、
利益のみを追求した企業の永続的繁栄はありえません。企業の発展に必要なもの、
それは、ただ単なる利益の追求だけではないはずです。
戦後の日本は、国民が一体となり、何とか日本という国を立て直そうという気概を持って
仕事に取り組んでいたはずです。利益を上げることのみにとらわれず、日本という国を経済的な繁栄
を持って立て直そうという気概です。その気概の結果が、今の日本の経済的繁栄なのです。
当時の日本人は、仕事に対し誇りを持ち、仕事を通じて自分自身の生き方を表現していたように感じます。
それは、仕事を通じて社会に貢献していることを実感していたからではないでしょうか。
また、自分に与えられた人生を価値あるものにしていきたいと考えていたからではないでしょうか。
仕事を通じて社会に貢献する。仕事を通じて自分自身の人生を価値あるものにしていく。
我々は、そのような社会起業家精神を呼び起こす必要があると思います。
青年会議所活動がひとをつくる
青年会議所とは「ひとづくりの場」
皆さんにとって青年会議所とは、なんでしょうか。
私は青年会議所とは、「ひとづくりの場」だと考えます。
明るい豊かな社会づくりという高い志を持った仲間達が共に学び合い、
社会に貢献できる人を育てる場所、それが青年会議所だと思います。
青年会議所とはだれが偉いわけでもありません。だれが先生だというわけでもありません。
そこに居る仲間たちが、お互いの考えをぶつけ合い、お互いを認め合いながら、目的に向かって
よりよい方法を見つけだし、行動していく、そしてその活動を通して、互いに切磋、琢磨しながら、
人として成長していく。そのようなひとづくりが自然と行われている本当にすばらしい組織だと思っています。
だからこそ、同じ志を持ち、お互いに学びあえる仲間は一人でも多い方がいいのです。
一人でも多くの仲間と共に学び合うことができれば、我々の気づきの機会は更に増えていくこととなるでしょう。
そして、この「ひとづくりの場」でより多くの学びが生まれ、社会に貢献できる人が増えるのです。
拡大は全員で取り組む!共感、共鳴の輪を拡げよう
我々個人の力は、社会の中では、ごくわずかな力にしかならないと感じるかもしれません。
しかし、個人のわずかな力でも、周りの人の共感、共鳴を呼び起こすことが出来たなら、それは、
必ず大きな力を生み出すこととなるはずです。
そして、共感、共鳴した仲間同士が、お互いを理解し、尊重し合い、高い志に向け、力を集結
することが出来たなら、その力は計り知れないほど大きな力となり、社会をよりよい方向に変革できるのです。
「拡大は全員で取り組む!」拡大活動に全員で取り組み、共感、共鳴の輪を拡げていこう。
一人でも多くの仲間と共感、共鳴しあい、この榛南地域から日本をよりよい方向に変えていきましょう。
青年会議所活動を通じて社会に貢献する
青少年健全育成事業から地域のひとづくり事業へ
榛南青年会議所の行ってきた「わんぱく塾」も昨年、16回目を数えました。
この16年間の継続的な開催によって、地域住民の理解も高まり、榛南青年会議所を代表する
青少年健全育成事業として育ってきました。
しかし、ここ数年のわんぱく塾を見てみると、少し変化の兆しが見えてきています。
その大きな要因は、チームリーダーの存在です。
わんぱく塾に参加した子供達が高校生になり、チームリーダーとしてわんぱく塾に参加し、
更には、継続参加という形で大学生になっても前回の参加の経験を活かし、
意欲的に事業に取り組んでくれているという点です。
近隣LOMの活動を見てみると、浜松青年会議所では、UC(ユナイテッド・チルドレン)
という若者のボランティア団体が組織され、社会への貢献を目的に中・高校生を中心
とした若者が様々な社会貢献活動に積極的に取り組んでいます。
近年のわんぱく塾に参加してくれているチームリーダーを見ても分かるように、
この榛南地域においても、高校生を中心とした若者のボランティア意識は非常に高いと感じます。
この若者達の社会貢献意識を更に高めていくことは、ひとづくりという視点において、
大きな可能性を秘めていると思います。
チームリーダーの高校生にとって、このわんぱく塾への参加は、
社会への貢献を真剣に考える機会であり、また自己の成長の機会でもあります。
このわんぱく塾に、今まで以上に、チームリーダーの意見を取り入れながら、
企画することが出来たなら、その経験は大きな財産となり、地域に貢献できる人の育成にも繋がるからです。
また、青年会議所メンバーには無い世代の繋がりから、その輪は更に拡がる可能性があると感じるからです。
「まちづくりは、ひとづくりから、ひとづくりは子ども達から」と始まった「わんぱく塾」、
青年会議所を代表する青少年健全育成事業から、地域を代表するひとづくり事業に、
更なる高みに挑戦していく時が来ていると思います。
榛南地域はひとつのコミュニティー
現在、様々な地域において合併が進み、行政の効率化が進んできています。
我々の住むこの榛南地域も、御前崎市、牧之原市が誕生するなど、進展を見せてきていますが、
この市町村合併はまだ第一段階にすぎず、これから更なる合併が進むと思われます。
なぜなら当初の目的である行政の効率化には、いまだ効果的な規模に至っていないという現状もあるからです。
しかし、この合併というものを考えた時、それは行政の規模や、
財政だけを基準に考えるべきものではないと思います。そこに住む人々が支え合い、助け合い、
共に将来の地域の発展を築き上げていけるかということを基準にして考えていくべきだと思います。
私は仕事柄、地域の風習、慣習というものに接する機会が多々あります。
風習、慣習とは、行政が作り上げたものではありません。
そこに住む人々が自然と作り上げてきた文化
の一つでもあるのです。
この榛南地域は同じ風習、慣習を持ち、同じ文化を有する地域であり、助け合い、
支えあうことが自然と出来る、心と心で結ばれたひとつの地域なのです。
榛南を日本という視点に立ち、見下ろしたとするならば、まさに同じ文化を有する、
ひとつの集落として存在しているように見えるのではないでしょうか。
心と心を結ぶ祭り事業「榛南 れんのまつり」更なる進化へ向けて
榛南青年会議所では「榛南地域の人と人との心と心の結びつきを深化、
存続させていく」ため、祭り形式の事業を、2年間継続して行ってきました。
5年間の継続の中で、3年目にあたる本年度では、より目的に近づくために、
更なる進化をさせていく必要があります。
そのためには、この2年間の効果を検証し、将来のまちづくりを見据えた中で、
事業の形を検討していく必要があります。
ここ2年間の開催を見てみると、「榛南 れんのまつり」と題し、踊りを中心とした事業を開催してきました。
様々な踊りの団体と様々な交流を重ねることにより、心と心の結びつきは深まりを見せたと感じています。
更にもう一歩、地域住民同士の結びつきを深めていくためには、
この「榛南 れんのまつり」を更に大きな視野に立って取り組む必要があると感じます。
そのためには、地域住民が更に参加しやすくすることも大切ですし、
地域団体や行政などの開催する事業とのコラボレーションを考えていくことも必要だと思います。
「榛南地域の人と人との心と心の結びつきを深化、存続させていく」そのためには、
「榛南 れんのまつり」自体も更に進化していく必要があると思います。
日本の発展は、地域の発展からはじまる
地域の発展の為に行動する
今の社会は、情報に関わる技術の進歩により、その場に行かなくても、国内の情報だけでなく、
世界の情報までもが手に取るように分かるようになりました。
また、交通網の進歩によって世界のどこにでも簡単に行くことが可能となりつつあります。
このように、様々な技術の進歩により、今後、人々の交流は、世界規模で急激な進展を見せてくると感じています。
そして、様々な文化、価値観が入り混じり、我々を取り巻く社会環境も益々急激に変化してくると思います。
我々の住む榛南地域も、富士山静岡空港の開港を間近に控え、
今までにないスピードで様々な変化が訪れることとなるでしょう。
そして、それは同時に、今までにないスピードで様々な決断をしていかなければならないことも意味しています。
この榛南地域の発展に今、何が必要なのか、今、何をすべきなのか、
過去の慣習に囚われず、地域の発展の為に必要だと決断したときは、積極的に取り組む。
出来ない理由を考えるよりも、出来る方法を考え、
地域の発展に必要なことは積極的に取り組んでいきたいと考えています。
〜忘れないでほしい〜
あなたが
変化を望むと望まないに拘わらず
あなたの世界は変化します
しかしあなたは進むべき方向を
選ぶ力を持っているのです
2007年度 榛南青年会議所 基本運営方
一・定款諸規定に基づいた総会の遂行と確実な業務の遂行。
一・全員拡大!共感、共鳴の輪を拡げる。
一・共に学びあう仲間との友情を育む。
一・社会起業家精神を呼び起こし、企業活動を通じて社会に貢献できる人を目指す。
一・日本人の伝統的価値観、精神を呼び起こし、「おもいやりの心」を次代へ伝える。
一・青少年健全育成事業「わんぱく塾」の更なる進化に挑戦する。
一・心と心を結ぶ祭り事業「榛南 れんのまつり」の更なる進化に挑戦する。
一・地域の発展の為に必要なことには、積極的に取り組む。
2007年度 榛南青年会議所 スローガン
可能性への挑戦! 〜自らの鍵が幸せの扉を開ける〜