名前 しんち としふみ
好きな言葉
虚心坦懐
趣  味

キャンプ・マージャン

家族構成
愛妻・長女・長男・次男
LOM歴
1998年度 入会
2002年度 総務委員会 委員長
2004年度 総務・研修室 室長
2005年度 専務理事
2007年度 副理事長
  2008年度 筆頭副理事長
  2010年度 理事長
出向暦
2001年度 静岡BL協議会 静経塾委員会 副委員長

2009年度 静岡BL協議会 会員大会運営委員会 副委員長

最終学歴

東京工業専門学校卒

 
 

「榛南は榛南から」


“明るい豊かな榛南”へ  仲間たちとともに!!


更なる一歩をともに

青年会議所活動は、その特性の一つでもある単年度制という制度から

“不連続の連続”という側面を持っています。

そのような中、榛南青年会議所もまた組織の活力を衰退させること無く

26年間の歩みを続けてまいりました。


昨年度は、多くの先輩たちの道標や現役メンバーの努力により、

榛南青年会議所の歴史上2回目となる静岡ブロック協議会主管LOM を務め上げ、

県内各地の会員会議所メンバーに榛南の心意気を披露する事ができました。

私たちはこの経験から多くのことを学ぶと共に、改めて青年会議所活動の

意義と、この地域の素晴らしさを確認する事ができました。


私たちがこの榛南地域でJC 活動に取り組む様に、

県内はもとより全国でも多くのJAYCEE が、それぞれの地域の特性を活かし、

自分たちが住まう地域の“明るい豊かな社会”を願い活動を展開していますが、

その活動はやはりそれぞれの地域に根ざしたものでなければなりません。


「榛南は榛南から」、私たちは今一度“明るい豊かな榛南”に向かい、

地域と共にその理想に近づくべく行動して行く時です。


この郷土を思う人たちとともに、この榛南に住まう人々が

幸せを感じられる地域として、知恵を出し、汗を流そう。

そしてその情熱こそが、27年目の成長を迎えた榛南青年会議所が、

地域に根を張り、より高く、より太い幹をなす、大樹となる為の栄養となるのです。


地域に立脚したLOM として、地域に必要とされる青年会議所として、

足元を踏みしめながら、更なる一歩を踏み出しましょう。

 

最愛の人たちとともに

JC には青年として取り組むべき大切な理念や、

自らを大きく成長させてくれる多くの機会が、そして多く出会いがあるからこそ、

私たちは貴重な時間と貴重なお金を費やすことが出来ます。


しかし今、あなたは誇りを持ってJC に取り組んでいると胸を張っていえますか、

あなたの家族や会社の従業員の皆さんは、

あなたのJC 活動を支援してくれていますか。


青年会議所活動は“明るい豊かな社会づくり”という理念の下に

その活動を展開していますが、時としてその情熱がゆえに、

周りの人には理解されがたい部分が多くあるように思います。

その原因は私たち自身にもあるでしょうし、組織運営のあり方にあるのかもしれません。

また、そういった多くの失敗の中にこそ、私たちがJC に学ぶものが在るのかもしれません。


しかし、様々な関わりの中で社会生活を送る私たちにとって、

その最小単位は家族であり、経済活動の基盤が

それぞれの仕事にあるのは間違いがありません。

その最も身近な人たちからの支持を得られないようなJC 活動であっては、

独りよがりとなってしまいます。


私たちは襟を正し、耳を傾けるべき人たちの声を真摯に受け止めるべきであると考えます。

そして改善すべきは改善し、誇らしくJC に取り組みましょう。

 

 

新たな仲間とともに

青年会議所活動の魅力を一言でいうならば、

20歳から40歳までという限られた年代が、社会への奉仕を通じて、

多くの出会いや、互いに自らを高めるチャンスを得られることにあるでしょう。

そしてこれらのチャンスは、時として価値観や人生観、

また人生そのものを変える力を秘めています。


日本青年会議所においても全国的な会員数の減少が叫ばれて久しいですが、

会員数の減少というのは、私たちが、その“JC の魅力”を

享受できる機会を失っているのと等しいことであります。


青年会議所会員の資格を有する世代は、社会人、企業人としてはまだまだ未熟な世代でもあり、

より価値ある人生を生きてゆく力を養わなければならない世代です。

この世代に「かけがえのない出会い」を通じて互いを高めあうという事は、

“JC の魅力”を享受するということでもあり、

またその為の努力は青年としての責務でもあると考えます。


会員拡大という活動は、単なる会員増加のための手段ではなく、

私たちの学び舎である榛南青年会議所の、更なる魅力の向上に繋がるもの

だという目的意識を持ち、メンバー全員で会員拡大に取り組もう。


私たちがJAYCEE として誇りを持って、地域の未来の為の活動を成してゆくことは、

この地域のまだ見ぬ多くの仲間たちとの出会いに、

そして互いを高める機会に繋がってゆくことを確信します。

 

 

親愛なる仲間たちとともに

1990年代がバブル景気の後遺症として、後に「失われた10年」と評価され、

景気回復の兆しを見せた2000年代も、サブプライム問題に端を発する

世界同時不況によりその終焉を迎えました。


この10年を振り返ると、錬金術師がごとき時代の寵児たちが現れては消え、

そして人の命さえも軽んじるような偽装や改竄により、市場から退場してゆく企業が続出した、

まさに「まやかしの10年」だったのではないかと思います。


私はこのような現在の政治や経済の混迷を鑑みた時、

歴史上のリーダー達に想いを馳せます。

現在にも語り継がれるこの逞しきリーダー達の多くの言動は、

まさに本質を捉えた、現代を生きる私達に理念を指し示すものであると思います。


そこで本年度は、JC 活動の原点回帰ともいえる会員研修において、

「逞しいリーダー」を目指し、物事の本質を見る目と、

自らの信念に基づいた行動力を養う研修に取り組みます。


まずは、私たち自身を高める努力を始めよう。

自らを変えられずに社会など変えられるはずもなければ、

説得力を持って地域に訴えることなど出来るはずがありません。


青年経済人でもある私たちは、今の時代をまさに“第2の創業期”と捉え、

メンバー各自の資質の向上を図り、自らの生活に、自らの会社に、

そして地域のリーダーとして活かすことの出来る研修に、皆で取り組もうではありませんか。

 

 

郷土(はいなん)とともに

この5年間の私たち榛南青年会議所の大きな取り組みのひとつが、

心と心を結ぶ祭り事業「はいなんれんの祭り」であった事は間違いありません。

2005年度の総会決議を持って5年間の継続開催に取り組んだこの事業は、

私たちに多くの財産を残してくれましたし、

行政枠の変化の渦中という背景の中で成されたこの事業は、

榛南青年会議所の活動により多くの意義を与えてくれました。


しかし現在、夕張市の破綻などに例を見る全国的な地方財政の疲弊や

地域医療の崩壊などが、私たちが暮らすこの地域にも身近な問題として発生しています。

このような中、私たちは今一度、地域の未来を信じて理想を掲げ、

それを実現すべく行動してゆく時だと思います。


ソフトに主眼をおいた行政枠に捕らわれないグランドデザインを、

そのためのロードマップを真剣に議論できるのは、

私たち榛南青年会議所をおいて他にありません。


企業経営においてよく、人は「人財」と言われますが、地域の資源もまさに「人」であります。


この地域の資源である、郷土愛溢れる市民とともに創る「自立した地域」の活性化こそが、


“明るい豊かな榛南づくり”にとって欠かすことの出来ないものであると確信します。

 

 

愛する子ども達とともに

私たちが「明るい豊かな社会づくり」を目指す原動力は、「郷土への愛情」であり、

それは私たちを育んでくれる豊かな自然や人々との交流を通じて養われ、

そして愛すべき家族や友人たちが住まうこの地域の幸せを願ってのことではないかと思います。


榛南青年会議所が取り組んできた青少年健全育成事業において、

子ども達と同じ目線から見た、この地域の豊かな自然の再発見や郷土の人々との交流は、

事業を通じてのメンバーにとっての収穫でもあり、子ども達をはじめ、

私たちメンバーの郷土への想いを醸成・再確認する機会にもなっていると思います。


そして2008年にこの地で芽吹いたUC の中にも、まさにその活動や交流を通じて、

郷土への想いが醸成されているのではないでしょうか。


本年度20年目を迎える “わんぱく塾”。この歩みは、

当時12歳の少年は32歳となり子を持つ親の世代となることを考えても、

この地域の青少年健全育成の取り組みとして歴史的な意味を持つものであります。

そこで本年度わんぱく塾は、地域や世代間の交流を通じて、

子ども達が地域の魅力を感じ、体験をもって郷土愛を醸成できる事業を目指します。


郷土愛あふれる地域の子ども達が増えてゆくことは、

私たちの目指す“明るい豊かな榛南づくり”に繋がることを確信します。

 


未来の榛南(L O M)へともに


JC 運動においては、出向を通じて日本JC や地区協議会・ブロック協議会など、

様々な活動のステージがありますが、

その源流がLOMの活動にあることは間違いがありません。


そして国内においては700を超えるLOM が、規模は違がえど、

それぞれの地域の特性を活かしながら「明るい豊かな社会づくり」を目指し活動しています。

また国内的には後発である榛南青年会議所も、ご卒業されていった緒先輩がたの

情熱とご努力によりその26年間の活動を続けてまいりました。


私たちが取り組む、明るい豊かな社会を築くべく活動するJC 運動にはゴールはありませんし、


これからもその本質は変わることなく、時代に応じた活動を継続してゆかなければなりません。


しかし、地域の未来を見据えた時、単年度には留まらない長期的な取り組みや、

その組織の運営に中長期的な視野を持つ必要があることは言うまでもありません。

現在、市町村合併から4年を経過したこの地域においても、

私たちの活動がより有意義なものである為には、

新たな取り組みやその組織運営を長期的な視野で検討する必要があると考えます。


そこで本年度は、LOM 内において長期政策に関する諮問機関を設けます。

私たちが取り組むべき課題やその方向性を見極めるべく、

長期的な視野に立った検討を実施します。

 

 

ともに笑顔で

悠久なる大井の流れに生を受けた若鮎は

蒼き駿河の海へ出で、果てなき太平洋へと向かうと言う。

今我々若人はその若鮎の清冽な志にも似た気概をもって 勇躍飛翔せんと結集する。

 

これは皆さんも目にしたことがあるかと思いますが、

榛南青年会議所設立宣言文の冒頭の文章です。

 


私は思います。

この榛南の明るい豊かな社会を願い「志」を結集した時、

そしてそれを高らかに宣言した時、先輩方は身の引き締まるような思いと同時に、

みな笑顔だったのではなかったかと。


現在100 年に一度の不況といわれ閉塞感のあふれるこの時代に、

JC 活動を負担に思うメンバーもいることでしょう、

そして、都度の正解なきその活動を徒労と感じる事もあるかもしれません。


しかし地域の理想を描き、その理想に近づくために行動してゆく事は、

決して無駄なことではありません。

明るい豊かな社会を願う私たちが、まずは笑顔でその活動にとり組もうではありませんか。


私たちの活動が未来の“明るい豊かな榛南”に着実に繋がるよう、

榛南青年会議所メンバー全員の力を併せてゆきましょう。

 

2010年度 榛南青年会議所 スローガン

榛南は榛南から ~ともに笑顔で~

 

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